クチポールのカトラリーはすべて、ポルトガルのタイパスにある自社工場で、職人が1本1本手に取って丁寧に作っています。手作りだからこそ複雑なデザインを活かすことができるのです。クチポールでのカトラリー造りの工程をダイジェスト版でご覧いただきます。機械と金属の音が大きいので、工場内では多くの職人はヘッドフォンを着用しています。
カット(地抜き)
![クチポールのカトラリーを製造するための貴重な機械です。 クチポールカトラリーの地抜きに使用する機械](/wp-content/themes/brooklyn-child/img/production/prod_0101.jpg)
大きなこの機械を使い、ステンレスの板から原型をくり抜いていきます。
![ステンレスの板を無駄のないように動かして抜いていきます。 クチポールで使用しているステンレスは18-10という高品質のステンレス](/wp-content/themes/brooklyn-child/img/production/prod_0102.jpg)
クチポールで使用しているステンレスは18-10という高品質のステンレスです。ステンレスの板を無駄のないように動かして抜いていきます。
![フォークの原型ができあがりました。 フォークの原型ができあがりました。](/wp-content/themes/brooklyn-child/img/production/prod_0103.jpg)
フォークの原型ができあがりました。
ローリングとスタンピング
![スプーンの丸みなど、この機械で口にいれやすい形に整えます。 スプーンの丸みなど、この機械で口にいれやすい形に整えます。](/wp-content/themes/brooklyn-child/img/production/prod_0201.jpg)
スプーンの丸みなど、この機械で口にいれやすい形に整えます。クロースアップの写真がお見せできず残念ですが、この工程でも1台につき一人の職人が、絶妙なタイミングでオペレーションしています。
![ステンレスの板を無駄のないように動かして抜いていきます。 クチポールで使用しているステンレスは18-10という高品質のステンレス](/wp-content/themes/brooklyn-child/img/production/prod_0202.jpg)
フォークの歯は曲がらないよう、傷をつけないように、十分に時間を掛けて成形していきます。ナイフにはもっとたくさんの工程が必要です。
柄について
クラシカルな柄
模様の施してあるクラシカルなカトラリーは、一本一本をこのような機械で成形していきます。リズムよく、完成した柄が手前に積みあがっていくのが見えます。
樹脂の柄(GOAなど)
専用の機械を使って樹脂を流し込み固めます。樹脂には天然の素材が使われています。大きな機械は使いますが、この工程でもたくさんの本数はできません。
研磨
![クチポールでは職人の感性が要求されるので、この工程をとても大切にしています。 クチポールでは職人の感性が要求されるので、この工程をとても大切にしています。](/wp-content/themes/brooklyn-child/img/production/prod_0401.jpg)
![実はこの過程でもたくさんの数はできません。 実はこの過程でもたくさんの数はできません。](/wp-content/themes/brooklyn-child/img/production/prod_0402.jpg)
ベテラン職人のカゼミーロさんのお話にもありますが、一人前に磨きができるようになるには何年も修行が必要です。特にクチポールではユニークな形、繊細な刃先、フォークの長い歯などなど、職人の感性が要求されるので、この工程をとても大切にしています。
洗浄
![このあと厳しい検品を経て、出荷されていきます。 このあと厳しい検品を経て、出荷されていきます。](/wp-content/themes/brooklyn-child/img/production/prod_0501.jpg)
このあと厳しい検品を経て、出荷されていきます。
おまけ
![型もときどきメインテナンスをします。 型もときどきメインテナンスをします。](/wp-content/themes/brooklyn-child/img/production/prod_0601.jpg)
型もときどきメインテナンスをします。